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不相応なステータスを持った旅好きの若者

FlytogetとOslo Gardermoen Airport

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ノルウェーの玄関口、Oslo Gardermoen空港。

そのアクセスと空港について今回は紹介します。


Flytoget

オスロの中心部(Sentrum)から空港までは40kmほど離れています。

観光客でも気軽に利用できる者としては

 

鉄道

・Flytoget

・VY

バス

・Flybussen

 

があげれれます。

タクシーは一律料金を設定している会社もあり、だいたい1000 NOKを見ればいいと思います。

(空港からNydalenというエリアまではチップなしで977 NOKでした。)

 

鉄道でも2種類あり、これが混乱を招いているのではないでしょうか。

Flytogetは空港アクセスをメインとした専用の列車です。

それに対してVYは旧NSB、ノルウェー国鉄を指し、通常の郊外路線の上に空港駅が設置されている形になります。

 

・所要時間はほぼ同じです

・Flytogetの方が本数は多いです

・VYの方が値段が安いです

 

どれを取るかはどこを重要視するかではないでしょうか。

私は昼間の場合はFlytoget、早朝の場合はFlybussenを利用します。

以下Flytogetのレビューです。

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全ての起点はOslo S、オスロ中央駅です。

FlytogetはこのOslo Sが始発のものと、それよりも西からくる列車に分かれます。

 

Oslo Sには改札はありません。

駅には券売機があるほか、事前のPC、スマホでの購入や駅でのチケットレスサービスが利用できます。

 

チケットレスサービスは未体験ですが、駅にある端末にクレジットカードを通すことで乗車の手続きが完了し、出場時にもそのカードを通すことで擬似的にチケットの役割を果たすようです。

 

アプリの場合はApple Payで決済が可能で、チケットもWalletに登録可能です。

 

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私がFlytogetを選ぶ理由はStudentの料金設定があり、割安に利用できるからです。

Flytogetの通常の料金は事前購入で片道196 NOK。

ですが、有効な学生証の所持で半額の98 NOKになります。

 

VYは空港アクセス線ではこのような割引料金を持たず、一律で片道105 NOKがかかってしまうため、Flytogetの方が安い逆転現象が起こってしまうのです。

 

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車内は2-2の座席配置になっています。

荷物棚も多く用意されていますが、収納しやすい下段は常にいっぱいになっているイメージがあります。

車内を車掌さんが見回ることはありますが、検札はありません。

 

列車によってはOslo Sから空港までに1駅停車しますが、平均の所要時間は20分です。

 

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空港に到着すると、ホームのすぐ傍に改札機があり、ここにチケットを通すことで外に出ることができます。

 

空港から中心部に向かう場合は、初めに空港駅でチケットのチェックを受けます。

Oslo Sでは降車後、特に何もなく駅の外に出ることができます。


Oslo Gardermoen Airport

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Osloには2つの空港があり、大きい方の空港がこのGardermoen空港(OSL)です。

OSLをハブ空港にする航空会社はいくつかありますが、存在感が大きいのはやはりNorwegian Air Shuttle。

 

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今でこそヨーロッパの多くの空港を拠点を持ち、巨大LCCネットワークを築くNorwegianですが、この空港もメインのうちの一つです。

 

あまり大きくないこのOSLの出発コンコースの1/4はNorwegianが占めており、Kioskとカウンターが多く設置されています。

 

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保安検査場はターミナルに1つ。

国内線であっても国際線であっても、まずはこの検査を通過する必要があります。

 

それを抜けると、まずは国内線エリアに出ます。

ここからはノルウェー国内行きのSASやNorwegian、Widerøeが発着します。

 

そしてこの写真のDNBの両替所の奥に国際線エリアへのゲートがあります。

それを抜けると、国際線エリア。

しかしここはまだシェンゲン域内線と域外線が混在するエリアです。

ここに免税店があり、ヨーロッパ内の移動であってもショッピングを楽しむことができます。

 

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その先にさらにゲートがあり、そこではシェンゲン域の出国審査が行われます。

 

そこを抜けるとこじんまりしたエリアが広がります。

お店はなくはありませんが、出国審査を受ける前に買い物は楽しんでおいたほうがいいと思われます。

 

Tipsですが、ノルウェーは物価が高い国として有名。

保安検査場で必ずペットボトル飲料は破棄しなくてはいけないので、新たに飲み物を買い求めたい人もいるかと思われます。

 

500mLの水の値段を数店舗をチェックしました。

※値段比較は全てKIOSKのものを基準にしています。カフェで購入した場合はさらに高価になります。

 

・国内線エリアのKIOSK、42 NOKです。最高値でした。

・国際線エリアのKIOSK、31 NOKです。最安値です。パスポートコントロール前後での値段は変わりませんでした。

・到着エリア(保安エリア外)のKIOSK、33 NOKです。ノルウェー国内の扱いですが健闘しています。

(・参考ですが、近所のスーパーの最安値は14 NOK。)

 

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ノルウェームンクの国としても有名。

空港内にはムンクの作品を飾る展示物がいくつか設置されています。

利用客は少なからず足を止めており、人気でした。

 

 

以上がFlytogetとOslo Gardermoen Airportのレポートでした。

ぜひお役立てください。