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不相応なステータスを持った旅好きの若者

CX507 KIX-HKG Economy 久々の国際線

久々の海外旅行を始めましょう。

コロナ前後で変わらないことも変わったことも。

まずは出国です。


イントロダクション

国際線の航空券自体は機会を伺いつつ何度も取っていたものの、COVID-19の流行の山とぶつかってしまったり、ウクライナ情勢の緊迫で欠航になってしまったりと運に恵まれませんでした。

帰国72時間前からの入国前PCR検査が撤廃されると最近話題になっていますが、今回の海外渡航は8月中旬。

帰れないというリスクを承知の上での旅行です。

 

円安や燃料代の高騰でなかなかお手頃な価格の航空券が見つからず。

結局日本との往復は別切りの航空券となりました。

往路は香港経由のCathay (CX)、それも関空 (KIX) 出発です。


KIX

旅の始まりはKIX

これまで国内線で利用したことはありましたが、ここから出国をするのは初めてです。

本来であれば季節柄多くの人で賑わうはずのターミナルですが、残念ながら国内線・国際線ともに人影はまばら。

 

この日のフライトは他にもアジア各方面やハワイ、ドバイがあるみたいです。

 

CXのチェックインカウンターはC。

チェックインのカウンターは香港に入境するPAXとその先の乗り継ぎがあるPAXで区別されます。

 

過去に羽田や成田からCXを利用した際にはこのようなことはなかったと思いますが、香港の入境規制が関係していそうです。

当時香港に入境するためには、出国前PCR検査の陰性の他に隔離期間もありました。

準備がすべて整っているのか、そのチェックがカウンターでは行われるのでしょうか。

 

乗り継ぎPAX用のカウンターは2つしかありませんでしたが、特にスタックするPAXはおらず、スムーズに流れていました。

香港で乗り継ぎをする場合、出発時の陰性証明は必要ありません。

そのため、乗り継ぎ用に特別に準備をするものはなく、これまで通りといった感じです。

 

保安エリアに入りました。

基本的に暗く、さびしい印象を受けます。

化粧品やタバコ・酒の免税店はある程度需要があるようで煌々と光を放っていました。

しかしブランド店の多くは閉まっており、仮に空いていたとしても開店休業状態でした。

 

搭乗ゲートは13。

 

PAXの数は少ないようで、ゲート前の椅子に余裕で着席することができます。

 

搭乗は、事前搭乗ののち、全PAXです。

Businessやエリート会員の改札機は用意されており列に並ぶ必要はありませんが、優先搭乗はありませんでした。


フライト

機材はA350-900。

個人的にCXといえばB777A330というイメージでしたが、すっかりこのコロナ禍でも機材の更新が進んでいたようです。

 

エコノミークラスのシート配列は3-3-3。

基本的に3席を1人で使えるくらいの混雑です。

 

シートはかなり軽量化を狙って薄く作られているようです。

後ろに座っているPAXがテーブルを収納しようとすると、かなり衝撃を受けます。

 

機内食は1食分出ます。

夕方のフライトであり、すでにお腹が空いています。

この後、さらに乗り継ぎもあるため、しっかりと食べておきたいところ。

 

PAXの数も少ないため、配膳もスムーズです。

ただサービスはあっさり。

この辺りはコロナ前のCXといったところです。


HKG到着

香港に到着すると窓があっという間に曇りました。

このジメジメ感、久しぶりに日本を出たなぁと感慨します。

 

降機はみな一斉です。

乗り継ぎPAXと入境PAXを分けて降ろすことはありませんでした。

 

ただ、PBBを通りターミナルに入るとすぐに導線は分かれます。

入境PAXの列を覗くと、医療用のガウンを着た職員がたくさん待機しており、色々とチェックをしているようでした。

 

乗り継ぎPAXはかなり長い道を歩かされます。

しかしパスポートと次の搭乗券のチェックの後、保安検査とフロー自体はコロナ前後で変わりません。

これらを抜ければ、すぐに出発コンコースに合流できます。

 

-Flight Log-
CX507
Friday, 12th August
Osaka, Kansai Intl. (KIX) - Hong Kong (HKG)
Depart: 17:39
Arrive: 20:14
Duration: 4h5min
Aircraft: Airbus A350-900
Seat: 69A (Economy)