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不相応なステータスを持った旅好きの若者

CX711 HKG→SIN PremiumEconomy CXのプレエコはいかほどに

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今回の最終目的地はシンガポール

この区間だけは空席の都合上プレエコとなりました。

CXのプレエコはどんな感じなんでしょうか。


arltra.hatenablog.com

 

イントロダクション

HKG-SINはCX,そしてSQだけで16デイリー。

そこに合わせてLCC数社が参入している、重要な路線になっています。


香港で一旦入国した理由はe道の申請です。

今回の旅行ではこれ以外にも複数回香港国境を行き来する予定だったので、Transferの時間を多めに取って申請をすることにしていました。

 

申請については、散々情報がネットの海に漂流しているので記事にするつもりはありません。

入国してすぐにあるオフィスで登録の作業をします。

トータルの所要時間は待ち時間も含めて20分ほどかかりましたが、無事に登録完了。

荷物はスルーでチェックインしているので身一つで一旦ロビーに出て、早速e道で出国します。


搭乗

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CX711のゲートは19。

 

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遠くもないし近くもない。なんとも微妙な場所です。

ラウンジの最寄りはすぐ近くのThe Deckですね。

 

搭乗時間になって、ゲート前にはたくさんの人が集まって来ます。

さすがCXの本拠地HKIA、MarcoPoloGreenの列まで用意されます。

Priorityの列にはたくさんのBAタグが並び、少しLHRほどではないもののホーム感を感じます。


機材

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機材は777-300ER。

 

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CXは777でも-200,-300,-300ERを運用していますが、773ERはインターの機材です。

 

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1-2-1のC。いわゆるcirrus。

 

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2-4-2のPY。

 

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3-3-3のYで機内は構成されます。

 

今回は特典航空券の空席の都合で、この区間だけPYになりました。

CXのPYは距離によって提供されるサービスが異なります。

 

HKG-SINは決してロングとは言えない距離。

PYでのadvantageは座席くらいと言えるでしょう。

 

ロングの場合、ウェルカムドリンク・アメニティーポーチの提供や機内食メニューの一部アップグレードなどがあるみたいです。(要出典)


シート

詳しく座席を見て行きましょう。

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2-4-2のレイアウトは真ん中の4列シートがやはりネックになるのではないでしょうか。

今回のフライトでは、PYのPAXはわずかに5人。

搭乗した時点で全員に左右の列が割り当てられ、真ん中4席は通路と化しました。

 

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中央の肘掛には共有のドリンクテーブル。

そして展開することで個別のミニテーブルが現れますが、清潔さに欠ける印象です。

 

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机も肘掛から取り出して、広げるタイプ。

剛性は悪くはないですが、あまり負荷をかけないことに越したことはありません。

 

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足元にはフットレスト

座席間隔は広くはないですけど狭くもないです。

シートピッチは38inch。

BAの773のWorld Traveller+も同じ38inchですが、CXは体感狭いような気がしました。

arltra.hatenablog.com

 

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ヘッドホンはこんなものが提供されます。

使い慣れたBoseQCがある訳でもないので、ありがたく使わせてもらいます。


機内食

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搭乗時のウェルカムドリンクはこの距離ではないみたいです。

離陸後、スナックの配布後に一巡目のドリンク。

 

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機内食もYと同じものが提供されました。

なんだったか忘れましたが、美味しくも不味くもなかったです。

多分chickenです。

 

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これは美味しかったです。


到着

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香港ではこんなにいい天気でしたが、シンガポールに着いたらもう夜でした。

真っ暗です。

 

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SINでのCXの利用ターミナルはT4。

去年開業したばかりのこのターミナルはとても新しく綺麗です。

 

ベルトでも始めの荷物が出て来た段階で"First Bag On Belt"の表示が出て、待機もしやすくなっています。

ハンドリングも早く、比較的速やかにイミグレを抜けたものの、それほど待たずにバックをピックアップすることが出来ました。

 

ただ欠点としてMRTで市内に向かう場合、T2まで連絡バスに乗る必要があるということでしょうか。

キャッシング直後の高額紙幣ではMRTのチケットが買えず、マックでハンバーガーを食べて小銭を作ってから、市内へと向かうのでした。


まとめとして、この距離ではPYは乗る必要は感じられませんでした。

マイルやお金を余裕を持って使える方々のことは存じ上げませんが、自分の場合はYで満足できるようなフライトです。

言い換えれば、インターの機材なのでCirrusに乗ってみたいという気持ちもありますが、日系ほど過剰ではないものの安心感のあるCXのサービスはYでも十分に信頼ができる、そのような印象を受けました。

 

-Flight Log-

CX711

HongKong (HKG) - Singapore, Changi (SIN)

Thursday, 31st May

Depart: 16:37

Arrive: 20:31

Duration: 3hr50min

Aircraft: Boeing777-300ER

Seat: 33A (PremiumEconomy)

 

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