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不相応なステータスを持った旅好きの若者

BA7 LHR-HND Economy Europeからの脱出

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Norwayからの脱出が成功した後は日本へと帰ります。

BA7便で一直線に羽田へ。

東京ロンドン便とは思えない空いた機内でした。


arltra.hatenablog.com

 

LHR

Heathrow (LHR)に到着すると、いつものようにTransferの導線を進んでいきます。

普通はゲートの先でFast Track(右に曲がる)と一般に分かれる(まっすぐ進む)で分かれているのですが、この日は全てのPAXがFast Trackの導線を通れとのこと。

こちらは上に上がると、すぐにT5向かって左側の保安検査場につながっています。

TransferだけでなくT5全体でのPAXの減少からなのか、この導線を利用しているようです。

 

保安エリアへ再び戻ると、いつものT5。

ただ、いつものようにメインストリートはまっすぐ歩けないような混雑ではありません。

 

長距離便はB,Cコンコースからの出発ですから、シャトルに乗りますが、こちらは各車両に1人清掃員が常に乗っています。

こまめに消毒シートを使って手すりを拭いているのが特徴的でした。

シートは頻繁に変えているようには見えましたが、ウイルスを塗り広げている感じも否めず。

 

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Cコンコースは普段から人がいないイメージがありますが、流石に顕著。

Starbucksでコーヒーを買うのがいつものCコンコース利用時のルーティーン。

 

搭乗口にいくとそれなりの数の日本人がいて、いよいよ帰るのだなという思いが加速します。

卒業旅行生の集団がいたのもこの季節柄、無意識に距離を取ります。

 

それほど列ができていないうちに、ヌルッと始まるのがいかにみCコンコースっぽい様子。

Group1の呼びかけとともに、直近14日間で中国・韓国・そしてシェンゲン域に入った人は申告するようにとの案内がありました。

NorwayもSchengenの内なので、優先搭乗列を外れその列に並び替えしますが、結局SchengenからのPAXに関しては何もありませんでした。

前にいたフランス人夫婦とともに、名前も座席番号も控えられずただどこから来たか聞かれただけで解放されました。


フライト 

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BA7はB777-300ERでの運航で、Economy(World Traveller)は3-3-3の配置です。

事前の座席指定の段階でバルクヘッドも選択可能でしたが、なるべく人の少ない区画に乗ってリスク軽減をと、row 47というかなり後方を選択。

流石にエコノミーフラットにはなりませんでしたが、隣は空席で後ろも前もいないという好条件はこれまでの東京ロンドン便の混雑の経験から、かなり異様に思えます。

このくらい後方になると、最後尾から始まるカートサービスをすぐに受けることができ、トイレもすぐに向かうことができるので快適でした。

 

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NorwayからはSASのCopenhagen経由かFinnairのHelsinki経由が定石。

BAのLondon経由は遠回りで、まさにOsloの上を通ります。


フード

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前回は飲むことのできなかったSpeedbird100についに出会うことができました。

BAの特別なビール...と頼む必要はなく、IPAと言えばこのビールが出てくるようです。

やはりLondon積み込みなのでLHR発の便で頼むのがいいかもしれません。

  

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ミールに関してはCOVID-19による影響はないように思えました。

一度目のミールは

・照り焼きチキン

・パスタ

からの選択です。

外地発ですが、照り焼きチキンの米は許容範囲。

この8ヶ月間、Norwayで自分で炊いてきた米でかなり評価基準は下がったような気もします。

 

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食後にはアイスが提供されました。

ミールを片付けられてからだいぶ経ってからの提供で、寝てしまっていて貰ってない人も多数見受けられました。

 

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就寝前にはGin&Tonicを。

BAではGinは2種類から選べました。

 

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朝食は

・オムレツ

・ソーセージ&エッグ

からの選択。

ソーセージの方を選びましたが、写真がブレていたので開封前のものを。


エンタメ

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最近はあまりIFEで映画を見ることはなくなりました。

今回は、BBCのTravel番組などのテレビ番組を見ながら自前のPCで作業をしていました。

特筆すべきなのが、イギリスのTV局、Channnel 5で昨年放送された"BRITISH AIRWAYS 24/7"が機内でも見れたこと。

エピソードの1つにBAの関空 (KIX)就航がピックアップされ、BA日本支社の社員の密着があり面白かったです。

 

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この便に関しても機内Wi-Fiが完備されていました。

値段はこんな感じです。


HND

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羽田 (HND)に無事到着しました。

simをdocomoのものに入れ替え、日本の電波を掴むと今日からNorwayが感染症危険レベル2に指定されたことを知らせるメールを早速受信。

間一髪の脱出となりました。

降機時にはPBBからこれから清掃に入るスタッフを見ることができました。

短いHNDでのストップの間に消毒を含んだ清掃はかなり大変でしょうし、頭が上がりません。

 

検疫では、EuropeではItaly以外からの入国者に関しては特に申告の必要がありません。

これからの手続きのためにも自動化ゲートを抜けた後、念のため入国のスタンプをもらい、荷物を受け取ります。


日本に帰国した3/17より14日間の自宅待機に入り、発症が見られなかったことから今回の帰国に関するレポートを投稿する運びになりました。

物が無い自宅に帰っての自主隔離はなかなかに大変でしたが、この時の話はまた機会があれば。

向こうでの任期も残っており、Oslo発のeチケットもたくさん残った状態。

いつ帰れるかは分かりませんが、いずれNorwayへと帰るつもりでいます。

 

日本も一旦は落ち着いていたものの、また流行の拡大が始まったように見えます。

くれぐれも身体には気をつけて。

 

-Flight Log-

BA7

Monday, 16th March

London Heathrow (LHR) - Tokyo, Haneda (HND)

Depart: 10:51

Arrive: 7:11 (+1day)

Duration: 11h40min

Aircraft: Boeing 777-300ER

Seat: 47D (Economy - World Traveller)