CX219 HKG-MAN Economy 満員御礼の14時間超フライト
今回の最初の目的地はイギリス。
香港からはCX219に乗りマンチェスターへ向かいます。
日本便の空席が目立つ中、このCX219は大混雑。
満席近いフライトでした。
前
HKGでの乗り継ぎ
Cathay (CX)のフライト自体はコロナ前後で大きくは変わっていませんでしたが、彼らがベースとする香港国際空港(HKG)は大きく変わってしまいました。
乗り継ぎPAXはちょうどターミナルのY形状のうち、ちょうど付け根のところで合流します。
今はクローズしていますが、AMEXのCenturion Loungeがあるあたりです。
基本的には中国国内へ向かうフライトは一桁ゲート側でターミナル本体に近い部分(Loungeで言えばCXのWingやDeckの方)で運用されているようです。
それ以外の国際線はターミナルの先の部分(Pierの方)で運用されます。
その境界線はGate 25付近で、お互いが行き来できないようになっています。
HKGではマスクの着用が義務付けられています。
ベンチはPAXに対してかなり余裕の数があり、ぎゅうぎゅうに座っているのはゲートの近くだけです。
肘掛けを気にしなければ、横になることも不可能ではありません。
職員の中にはガウンを着用して業務をされている方もおり、20年春の帰国時を少し思い出したりしました。
8時過ぎの到着の場合、営業しているお店はかなり限られています。
Loungeに入れる方なら、営業しているPierかPlaza Premiumに入るのが間違いないです。
人も少ないので座るところは十分にありますが、食べ物・飲み物の入手がかなり面倒です。
飲み物を求めて行ける範囲のターミナルを隅から隅まで歩きました。
Gate25の境界線付近まで行くと、ようやくやっているお店がありました。
ここで食べ物や飲み物を調達できます。
逆に、ターミナルの先っぽは全くお店は空いていません。
自販機も使用中止になっています。
昼間はもう少しお店はやっているんですかね。。。
この日の深夜のフライトはこのようなラインナップです。
フライト
CX219の出発時刻は1:15。
搭乗は0時30分ごとからということなので、関空 (KIX)から到着してから4時間ほど時間を潰す必要がありました。
HKGでは、ステータスや搭乗クラス、座席エリア等で区別されたグループごとの搭乗がかなり細かく行われていました。
余談ですが、コロナ禍でBritish Airways Exective Clubのステータスはあっという間に下がりました。
BAECで言えばBronze、Oneworldステータスで言えばRubyです。
ほぼ意味がないと言っても過言ありません。
今回は機内にスーツケースを持ち込むこともあり、大人しく列に加わります。
搭乗が完了してみると、エコノミークラスはほぼ満席でした。
昨今の香港情勢や、香港と英国という関係性も少なからず影響しているのでしょうか。
邪推してしまいます。
東京からもKIXからと似た時間に香港行きのフライトがあります。
このCX219にも何グループか日本人が搭乗していました。
KIXからのフライトも、HKGからのフライトも、搭乗の直前にPBBでCathay Care Kitの配布が行われています。
中にはマスクとウェットティッシュが入っています。
CXは機内でマスクを着用する必要がありますが、仮に交換用マスクを忘れてしまっても困りません。
機材は先ほどと同じA359ですので、レビューは控えます。
この深夜便であるCX219ですが、機内食は2食です。
離陸後、速やかに1回目のサービスが始まりますが、今回はSkip。
睡眠時間を大切にします。
というか、眠くて眠くて仕方なかったです。
フライト自体はやはりウクライナ上空を大きく迂回し、西へ進んでいきます。
日本と比べると香港はかなり南にありますが、最短経路で欧州へ行こうとするとどうしてもこの辺りを通る必要があるのですね。
地球は丸いです。
フライトがドイツに差し掛かったあたり。
ようやく2回目、朝食のサーブが開始されます。
写真は忘れてしまったようです。
先に寝ていたこともあり、周りより先に空腹で目が覚めました。
ギャレーでチョコやバナナを頂戴しつつ、アルコールと合わせて小腹を満たします。
MAN
久々の長距離国際線は、寝ても寝ても着かず、とても長く感じました。
イギリスに着くと、当然ですが誰もマスクをしていません。
長い間マスク生活を続けていると、マスク着用に違和感がないどころか、着けていない人が気になってしまう、ザ日本人です。
イギリスでは、日本を含むいくつかの国のPassport所有者に対して自動化ゲートを解放しています。
これまでにも何回か恩恵を受けていましたが、今回のManchester (MAN)ではその運用をしていませんでした。
有人ゲートに並び、久々のイギリスの対面での入国審査に臨みます。
以前は怖くて仕方なかった入国審査も慣れました。
やはり最初のファーストコンタクトと付け焼き刃のイギリス英語で誠意を見せます。
コロナ禍でのリストラにより人手が足りていない、その上リベンジ的に旅行需要が爆発しているということもあり、今年のヨーロッパの空港は混乱しています。
特に、今回降りたMANの保安検査は本当に列が流れず、トラブルを映した動画をFacebookで何度か見かけました。
実際に訪れてみると、少なくともBaggage Claimはそれほど混乱していませんでした。
もちろんスーツケースが固められたエリアがありましたが。
今回は預け入れ荷物を持ちつつの移動にリスクがあると考え、最小限の荷物構成で持ち込み可能なスーツケースのみで来ました。
そのため、預け入れ荷物が出てくるまでにどのくらいの時間がかかるのかは少し気になるところですが、未検証です。
そこを抜ければ、あっという間に外、イギリスに足を踏み入れました。
ずっと改修中だったMANもきれいになったようで、見知らぬ光景が続きます。
ですが、鉄道駅まで来てみれば見慣れた光景。
電車に飛び乗り、次の目的地へと移動するのでした。
-Flight Log-
CX219
Saturday, 13th August
Hong Kong (HKG) - Manchester (MAN)
Depart: 1:01
Arrive: 8:05
Duration: 14h20min
Aircraft: Airbus A350-900
Seat: 70D (Economy)