Calling at...

不相応なステータスを持った旅好きの若者

SK907 OSL-EWR Economy Oslo発着の大西洋路線

f:id:arltra:20191115011202j:plain

人生初の大西洋横断はやはりSASで。

オスロ発の直行大西洋路線、ニューアーク便に搭乗しました。


イントロダクション

日本に住んでいればそれほど縁のない大西洋横断路線。

FSC,LCC問わず多種多様な航空会社が膨大な量の便を運航しています。

 

今回はアメリカに行く用事がありました。

日本に帰らずに直接ノルウェーから向かうことに。

 

やはり第一候補となるのはSAS

Copenhagen経由はもちろんのこと、Oslo(OSL)からもNewark(EWR)までデイリー、Miamiにも週数便を運航しています。

 

OSLからはLCCのNorwegianもNew York-JFKへ便を飛ばしていますが、今回はスルー。

 

値段的にもLondon経由のBAも十分魅力的でしたが、今回はSASのlongを試してみることにしました。


OSL

f:id:arltra:20191115011141j:plain

OSLではSASもNorwegianも多くの便数を抱えるのにも関わらず、あまり有人カウンターはオープンしていません。

なるべくキオスクとセルフドロップによる自動化と無人化が推し進められています。

しかしながら、アメリカ便に関しては追加のセキュリティチェックの必要性からか専用のカウンターが準備されます。

 

このカウンターは完全にアメリカ便のPAXのみが対象で、列に並ぶ際には名前の確認がなされます。 

出発時刻のおよそ2時間前に到着しましたが、列には3組ほどでそれほど待つこともありませんでした。

追加の質問事項として、グランドスタッフより預入荷物の詳細が聞かれます。

全てクリアすると搭乗券にマークをされますが、これはあとでチェックされることになります。

 

f:id:arltra:20191115011152j:plain

いつも通り保安検査を抜け、国際線区画へ。

さらにシェンゲン域外区画へと移動していきます。

パスポートチェックの際にノルウェー語検定を受けさせられることが多め。

 

アメリカ便の場合セキュリティの関係上、待合室は搭乗ゲート前に隔離されたものが用意されます。

まずは、ノルウェー各地から乗り継いできたPAXのための質問ブース。

OSL出発の確認済みマークをもらっているPAXについてはここをスキップできます。

その後搭乗券のチェックが行われ、中へ。

 

f:id:arltra:20191115011219j:plain

待合スペースには十分な椅子がありますが、全員分はないようで出発直前には人があふれます。

このスペースにはトイレがないのは注意する点でしょうか。

 

Priorityはロープで区画が区切られていますが、かなり小さいスペースなので全員が座りきれているのかは謎。

ロープ一本なのでプライベート感は特にありません。

国際線区画のSASラウンジをどのくらいの余裕を持って出るのかがこの路線をノリなれる人にとってはキーになってくるのでしょうか...

 

搭乗時の搭乗券の確認はありません。

列を待合室内で作り、そのまま機内に入っていきます。


機材

f:id:arltra:20191115011202j:plain

見慣れた塗装になりつつありますが、機材の大きさは段違い。

A333、ワイドボディー機材です。

 

f:id:arltra:20191115011234j:plain

Economy、SAS Goのシートレイアウトは2-4-2。

座席が多くてもデザインのためか、落ち着いた機内の印象を受けます。

 

トイレは最後尾には1つしかありません。

ここは混雑する傾向にあります。

BコンとCコンの間には4つのトイレがあり、ここはほぼ並ばずに利用することができました。

 

f:id:arltra:20191115011310j:plain

搭乗率は70%といったところ。

私の座席は中央列の右通路側。

幸い、中央の2席には誰も来ることがなく、広々スペースを使うことができました。

 

f:id:arltra:20191115011247j:plain

枕と薄いブランケット、それに水は全員に配られます。

予め水を買って持ち込まなくて済むのは助かります。

 

f:id:arltra:20191115011257j:plain

座席間隔はこのような感じ。

至って普通ですね。

 

f:id:arltra:20191115011323j:plain

モニターは新しくレスポンスも良好です。

言語には中文と日本語も選択可能。

日本語対応のIFEは数あれど、この3つしか選択肢にないのはなかなかに新鮮。

そしてDansk, Svenska, Norsk(Bokmål/Nynorsk)がないのは土地柄といったところ


サービス

f:id:arltra:20191115011335j:plain

SAS Goでは飲み物のサービスが基本的にコーヒーと紅茶をのぞいて有料になります。

ただしロングのフライトに限り、初めのドリンクサービスだけは2品目まで無料で選ぶことができます。

 

原則アルコールは対象外との噂を聞いていましたが、多くの人がアルコール&ジュースを選択していました。

私はフライト中に集中する必要のある作業をしなくてはいけなかったので、今回はノンアルコールで攻めます。

 

2つ頼めるようにクルーは配慮してくれており、一つしか頼んでいない人には声かけを行っていたのは高評価でした。

 

フライト時間は8時間半。

有料で飲み物を追加注文する人もフライト中多く見られたことは特記しておきます。

 

f:id:arltra:20191115011348j:plain

1度目の機内食

多分お肉だったと思います。

パンはお決まりの別サーブです。

 

f:id:arltra:20191115011400j:plain

2度目は見覚えのあるロールサンド。

左上はヨーグルトに見えますがリンゴジュースです。


EWR

f:id:arltra:20191115011411j:plain

東海岸は初めての上陸。

それに加え久々の渡米だったこともあり、ESTAは新規申請となっています。

入国列はかなりの長さで1時間ほど通過に時間がかかり、かなり疲弊しました。

 

入国後にバゲージクレームへ向かうとすでにSK907の荷物は全てピックアップされ、まとめられていました。

 

米国内線に乗り継ぎがある場合でも税関の都合上、一度荷物のピックアップが必要です。

荷物を受け取り、乗り継ぎの導線を進んでいきます。

 

-Flight Log-

SK907

Wednesday, 30th October

Oslo Gardermoen (OSL) - Newark (EWR)

Depart: 10:59

Arrive: 14:39

Duration: 8h25min

Aircraft: AirbusA330-300

Seat: 49F (Economy - SAS Go)