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不相応なステータスを持った旅好きの若者

'15 First Scotrail's Caledonian Sleeper London - Inverness 2nd Sleeper

今回のイギリス週末旅行ではTatooのあとエディンバラからロンドンまでの夜行列車Caledonian Sleeperを利用しました。
実は今回の乗車は2回目。
まずは前回、2015年に乗車時のレポートをお送りします。

今回は前ブログからこの記事のみを引き継ぎ、加筆修正を加えて更新しています。
 
この記事は2015年3月乗車時のレポートです。
Caledonian Sleeperは、2015年3月31日より運営会社が変わり、2019年からは新型車両の導入によりさらにサービスに変更が生じています。
2019年乗車レポートで最新車両についてはレポートします。

この時利用していたのがBritRail Pass。
このチケットは指定された期間、北アイルランドを除くイギリス全土の鉄道が乗り放題となるチケットです。
私のパスは1週間で2等席のもの。
 
Caledonian Sleeperの2等寝台はBritRail Passの2等と対応するようで、寝台料金をプラスで払うだけで利用可能になるとのことでした。
ただ2等個室はベットが2つあり、これを知らない人と共有することになります。
自分はシェアが嫌だったので、1室を占有する方法を取りました。
 
当時の運営会社であったScotrailのHPを見ると、レールパスホルダーのための占有料金(Solo-Occupied)は設定があるよう。
しかしWebからは購入が出来ず、代理店向けにも販売されていないもの。
国際電話でScotrailのチケットセンターに電話し、チケットを押さえました。
 
クレジットカードで決済し、切符の受け取りはNationalRailの各駅で可能です。

乗車日の朝、London St.Pancras駅へ行き、そこでチケットの受け取りを行うこと。
決済に利用したクレジットカードを挿入し、電話で伝えられた確認番号を入力。
無事にチケットを受け取ることが出来ました。

出発駅となるLondon Euston駅にやってきました。
Eustonは夜になっても賑やか。
たくさんの人が自分の列車がどのホームに到着するのか、コンコースで確認していました。
(余談ですが、この写真がこのブログのヘッダーとなっています。)

しばし待つと、乗車予定のCaledonian Sleeperの表示が出ました。
列車名ではなく、発車時間と行き先のみが表示されます。
 
他の電車がOn time表記の中、Preparingの表示。
Eustonには発車のだいぶ前から入線していますが、受け入れ準備がまだ整っていないようです。
 
しばらくすると、構内にCaledonian Sleeperのホームを知らせるアナウンス。
肝心な放送はうまく聞き取れませんでしたが、大荷物を抱えた人が一斉に移動を開始したのでそれについていくことに。

堂々たる長編成です。
3つの行き先を持つ車両がLondonでは併結されているため、長編成になります。

Invernessに向かう自分の車両はCoach Nでした。

乗車前にはホームで検札を受ける必要があります。
2両につき1人のアテンダントがホームに立っており、そこでチケットが確認されます。
 
自分の場合は、寝台券と同時にBritRail Passの有効期限の確認も行われました。
その後、モーニングコール兼朝のコーヒー提供の時間を聞かれます。
7時くらいにしました。
 
検札が終わるといよいよ車内へ。
トイレは車両の端にあります。
通路は車両の一方に寄せられていて、カシオペア北斗星のようなスタイルになっています。

車内はこのような感じです。
 
Solo-Occupiedにも関わらず、2人分の水があり、ベットも上下段でメイキングされています。
しかし当然ですが、誰も来ません。

しおり、タオル、石けん、アイマスク、そして水が人数分用意されています。
 
しおりは使い古しで黄ばんでいました。
記念に持ち帰るのもありですが、ここまで古いものだと手が出ません。

個室に鍵はありますが、内側からのみかかる仕様です。
なのでトイレに行く際は、部屋を開けた状態になります。
貴重品は携行する必要がありそうです。
 
車内に置いてある水はおいしくないです。
可能なら駅で買っていった方がいいです。
 
ロービーカーは遠く、なかなか行く気になれません。
 
 
朝になるとアテンダントがコーヒーを届けてくれます。
カップの中にはお湯のみが入っていて、自分でコーヒーを作ります。
ショートブレッドがうれしいですね。
 
無事にInvernessに到着しました。
いつの間にか牽引していた機関車が変わっており、あんなに長かった編成がとても短くなっていました。

以上が15年乗車時のレポートとなります。

この時使用されていたMk2,Mk3客車は現在Mk5客車への置き換えが順次行われています。

加えて塗装の変更も行われており、2回目の乗車時から振り返ると少し異なるなと感じました。

次の記事は19年乗車時のレポートとなります。

搭乗クラスは異なりますが、違いについても書くことができたらと思います。 

arltra.hatenablog.com

 

-Log-

Caledonian Sleeper Highland Sleeper

Monday, 23rd March 2015

London Euston - Inverness

Depart: 21:15

Arrive: 8:35

Duration: 11h20min

Coach: Mk3 carriage

Seat: Coach N (Sleeper)