SK984 NRT-CPH Business その1 SAS長距離ビジネス
Norwayへと帰ります。
往路のPremium Economyに続き、復路ではSAS Businessに搭乗しました。
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NRT
楽しいクリスマス・年末年始休暇を終え、Scandinaviaに帰る日がやってきました。
往路同様、予約時はSAS Go、Economyで予約をしていましたが、SAS Upgradeを利用して今回はBusinessへとアップグレードを行いました。
SAS Go, SAS Plusと各クラスに名前をつけているSASですが、BusinessはSAS Businessとそのままのネーミングです。
成田 (NRT)には今回は余裕を持って到着しました。
多くのカウンターは*G向けに開放されていましたが、Yの列もそれほど長くなっていません。
今回は、日本からスノーボードの板を持っていきます。
この写真の奥にもXXLのバックが見えていますが、スキー板を預けるPAXは多く、Winter Sports先進国の北欧をここから感じさせてくれます。
今回もNRT-Copenhagen (CPH)のみがSAS Business、CPH-Oslo (OSL)はSAS Goですが、Priorityのタグをつけてもらうことができました。
スノーボードの板は定形外サイズであり、通常のチェックインカウンターでは取り扱いができません。
バーコードを貼り付けた後、自ら特大荷物用のカウンターへと向かうことになります。
この日は成人の日を含む三連休。
しかしながらこの11時台は保安検査場にそれほど多くのPAXは見られません。
NRT T1 南ウイングには*G用のFast Trackも設置されていますが、そこを通過する必要は全くありません。
この後は指定されたUnited Clubへ。
ANA Loungeへも入場可能ですが、搭乗口Gate 31はUnited Clubのすぐ脇ですから、そちらの方が都合がいいでしょう。
チェックインカウンターや搭乗口での対応はANAに委託されているようです。
整列が始まるとなかなかに長い列が搭乗開始前にも関わらず形成されます。
機内荷物は少ない今回のフライトですが、機内の写真をなるべく他の人がいない状態で撮るためにも早めにqueueへと入ります。
分かれ道。
SAS PlusもBコンですから、L2ドアからの搭乗になります。
優先搭乗、自分より前に6組ほど並んでいましたが、写真に写っている1人を除いて5組はL2ドアへと消えていきました。
シート
機材はA340。
いわゆるベテランの機材ですが、機内は改修を重ねられており快適さは遅れをとりません。
初期の段階では北米線に充当されますが、羽田便への割り当てもすでに発表されており、ますます期待できるSASになっていきます。
(ただ、A350ではSAS Plusの座席配列が2-3-2から2-4-2となり、そこを懸念する人もいるようですが。)
お待たせしました。SAS Businessになります。
スタッガード式の座席が1-2-1で配置されています。
座席をより近くに見てみましょう。
スタッガード式ですから、列に中でも交互に席が並んでいきます。
A席は窓に近いとき、よりプライバシーが保たれますね。
逆に私の座った中央席の左側、通路に面してサイドテーブルがある席に関しては通路との距離が物理的に離れるため、機内サービスが行われる時や他のPAXが通る時などにはよりその影響を受けにくくなります。
今回はあいにく窓際を取ることができなかったため、中央席からの選択になりました。
SASのWeb上で座席指定をする場合、どちらの向きに座席がよっているかが確認できません。
他の第三者のサービスやブログ等を利用して、席を選ぶとよりいいでしょう。
私の着席した席は4Dです、よければ参考にしてください。
サイドテーブルの奥には、ヘッドホンとアメニティーキット、水が用意されています。
注意したいこととして、このあたりには蓋の閉まるような収納ボックスはありません。
CAが実際にどのような指導をするかは分かりませんが、離着陸時にはここに私物を置くのは控えるべきでしょう。
足元は前席のサイドテーブルの下に入れ込む形。
最前列以外は足元が狭くなるのがスタッガード式のデメリットですね。
やはり物理的な狭さは感じます。
個人的にですが、逆ヘリンボーンのシートしかり、足を入れ込むタイプのシートは寝ている時足が暑くなる気がします。
スリッパは搭乗時には用意されていません。
水平飛行に移行した後に配布されます。
ちょうどそのタイミングで席を立っていましたが、帰ってきた後に別途届けに来てくれる対応でした。
Osloはそれほど雪はありませんが道路が凍っていることが多く、スノーブーツは手放せません。
疲れるブーツを脱ぐのはMustと言えます。
SASのシートは3点式のシートベルトを採用しています。
離着陸時は肩のベルトも閉める必要がありますが、水平飛行中は外して通常の2点ベルトにすることができます。
初めて装着しましたが、エアバック付の2点の物よりも快適度は高い気がしました。
この日の搭乗率はそれほど高くありませんでした。
隣には誰も来なかった他、前にいた2人組もBコンにあるシートへと移ってしまいました。
SAS Upgradeで最低額bidをする人は少なくないとは思いますが、収益性の確保からか例え空席があったとしても全員をUpgaredeするのではなく、一定のラインを設けているのではないかなと感じました。
続きます。
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