札幌周辺(西方面、車で1.5h以内)のスキー場のレビューまとめ
北海道のスキー場と言えば、ニセコやキロロなどのスキーリゾートが有名ですが、我々関東の人間が聞いても地理や規模はちんぷんかんぷん。
そこで、ここ数年で訪ねることができた札幌近辺のスキー場のレビューをしていきたいと思います。
(札幌国際・ばんけい・Fu's・キロロ・ルスツ・サッポロテイネ)
自分も札幌に頻繁に行くようになるまで、どこがどこなのか、まったく一致していませんでした。
まずは概要で、スキー場の地理関係を地図で確認します。
その後、ニセコ・藻岩山を除くスキー場に実際に訪れてのレビューを書いていきます。
概要
カラフルなピンで示しているポイントが各スキー場です。
順番に紹介すると、地図西(左)端から
- 赤 ニセコアンヌプリ国際スキー場 有名なニセコです。札幌から車で2hかかるため、今回のレビュー対象外ですが、位置は把握しておくと役立つかも...
- 青 ルスツリゾートスキー場 車で1.5h。
- 緑 キロロスノーワールド 1.5h。
- 黒 札幌国際スキー場 1h。
- 茶 サッポロテイネスキー場 40min。
- 黄 さっぽろばんけいスキー場 20min。
- 白 Fu's - 札幌市藤野野外スポーツ交流施設 30min。
- 赤 札幌藻岩山スキー場 30min。(ここだけは時間がなく未到達です...)
(所用時間は、札幌市中心部?、大通は西12丁目くらいからの時間です。)
リンクから各レビュー欄へとジャンプできます。
スキー場レビュー
レビューは私の独断と偏見によります。
また、その日によって雪質や混雑具合は変化します。そこの点を考慮してください。
コース難度は、ボードで35°前後のアイスバーンをターンして転ばずに下まで降りられる程度の腕前の私が基準です。
評価は★3段階。
★ | 普通 |
★★ | 良い |
★★★ | とても良い |
ルスツリゾートスキー場
訪問日: 2016/2/27
まずは最遠のルスツから。
アクセス ★
車で1.5hは気軽にいける距離ではありませんよね。
定山渓を抜けていくルートが近いと思います。
長くそこまで広くない雪道かつ山道が続くので、途中の中山峠であげいもでも食べてゆっくりと行きましょう。
コース ★★★
コースに文句のない★3つです。
ルスツは、大きく分けて3つの山にそれぞれコースが設置されていて、
ホテルや遊園地があるエリアが West Mt.
そこから道路を渡って East Mt.
標高が一番高い Mt. Isola となっています。
(West-East間はゴンドラ、またはリフト・モノレールで行き来可能です。)
(公式サイト http://ski.rusutsu.co.jp/ski/guide より)
主にMt. Isolaを滑りましたが、中級コースもある程度緩やかなものが多く、滑りやすいです。
最上級コースは難関で、自分も苦戦しました。
コースに緩急があり、技能様々な人に万人受けするコースです。
リフト券はカード式。デポジット500円です。
食事 ★★★
レストランはそれぞれの山の麓に少なくない数があります。
レストランによって混雑状況もマチマチで、自分が訪れた日は土曜日で、そこそこの人がいましたが、スムーズにピークタイムに昼食を取ることが出来ました。
ラーメン食べました。
値段 ★
リゾート的なスキー場であり、他に比べると少し高く感じてしまいます。
後述のキロロとともに、外国人が多いのが特徴です。
自分自身、クアッドリフトでオーストラリアからの男性2人と同乗し、到着までしばし雑談をしました。
リフト下の未圧雪地帯をすごい速さで滑走するスキーヤーを見た彼らが「super crazy」とつぶやいてたのは忘れられません...
キロロスノーワールド
訪問日 2016/2/12
アクセス ★★
ルスツは定山渓を抜けていきますが、キロロに場合は札樽道で市内から小樽方面へ向かい、途中で山へと入ることが出来るため早く快適です。
コース ★★★
ルスツと同様にいくつかの山に連なったコース設計がされています。
(公式サイト http://www.kiroro.co.jp/pdf/trailmap_jp.pdf より)
キロロの上級者コースは比較的優しめです。
朝里頂上からの第2-Aのパウダーと、エキスパートAが個人的によかったです。
リフトに乗り合わせた常連のおじさんは「長峰の雪がいい」と言っていましたが果たして...
長峰は2-Bで調子に乗って大ゴケした記憶しかないです...
大きなポイントとしては、上級者コースとそれ以外の区分けがコースの段階できちんとされていて、ある程度安心して速度を出せる区間があることでしょうか。
リフト券は同じくカード式です。
食事 ★★★
一番麓にあるビジターセンターに隣接したレストラン(ルミエール)を使う人が多いかと思います。
キロロのビジターセンターはシェラトンのホテルと合体した作りになっているのか、レストランはシェラトンのロゴが入ったもの。朝食バイキング用らしき机も奥に見えたことから、昼以外は別の用途で使われているのかもしれません。
それにしては値段もほぼ相場価格、味も良く満足でした。
値段 ★
やはりルスツと同様に高い部類になってしまいます。コースの規模との取捨選択ですかねぇ...
キロロも外国人の数は多いです。 ルスツに比べると幾分かアジア系の家族連れが多い気がしました。 ルスツはどちらかというと欧米系の同性同士のグループが多かったです。 あくまで印象ですが...
札幌国際スキー場
訪問日 2015/2
アクセス ★
札幌市内からだとルスツと同様に定山渓を抜けていくルートが定石かと思います。 スキー場手前の道で湖のそばを通るところが道も狭く感じ、少し運転していてストレスがたまりました...
コース ★★
(公式サイト https://www.sapporo-kokusai.jp/gelande.html より)
コースは可もなく不可もなくという感じ。
食事 ★★
麓のレストランは券売機でお金を払うタイプなのですが、日本語にしか対応しておらず来ていた外国人が困惑してしまい、長い列が出来てしまっていました。 札幌国際あたりまでは、外国人が少なからず訪れるスキー場であると思います。もっと多言語化が進めばいいなと願っています。値段 ★★
妥当な感じです。
唯一先シーズンに行ったスキー場のため記憶があいまいで、あまりレビューできてません。すみません...
サッポロテイネスキー場
訪問日 2016/2/28
アクセス ★★★
ほぼ街中の道です。ロードヒーティングのカバー率も高く、安心して向かえます。
コース ★★
(公式サイト http://www.sapporo-teine.com/snow/course/ より)
コースはオリンピックの会場になったことからわかるように難しいところは難しいです。 ただ初心者向けのコースも整っていて、緩急ははっきりしています。 エリア間の移動は、滑走可能なコースがありますが、スノボだと平坦な道が続き疲れるのであまりお勧めは出来ないです。
食事 ★★★
ちょうど開業50周年でごはんが50g?くらい増量されてたのがポイントが高いです。 なお連れはうどんを食っていた模様...値段 ★★
そこそこのお値段。この近さでこのコース数なら納得でしょう。
ハイランドエリアは眺めがとてもいいです。
さっぽろばんけいスキー場
訪問日 2015/12/25
アクセス ★★
可もなく不可もなく。駐車場がスタートが遅れてしまうと少し不便かも...
コース ★
(公式サイト http://www.bankei.co.jp/winter/ski/slope/ より)
ハーフパイプはワールドカップも行われる本格的な物です。 もう少しうまくなったら挑戦してみたいと思いました。
食事 ★★
おしゃれなカフェがレストランとは別にあります。 そっちが人も少なくて快適です。少し高いですが...値段 ★
これが意外と高いです。札幌近郊では高いなぁという印象。
キッズ向けの施策が多いスキー場という印象です。 コースもそれなりにあるので家族連れ向きかもです。
Fu's - 札幌市藤野野外スポーツ交流施設
訪問日 2015/12/26
アクセス ★★★
ほんと近いなと思いました。カーナビで指定される道は若干近くはありますが、信号の関係でスムーズに駐車場に入れないので、少し手前で曲がってしまうルートがおすすめです。
コース ★
(公式サイト http://www.shsf.jp/fujino-yagai/courcemap/ より)
後述する値段を考えればこれでも納得できますが、他と比べてしまうと物足りなさは少なからず感じてしまいます。
食事 ★
いたって普通の飯です。
自分が行った時は、小学生の団体がレストランの半分を抑えていたため、少し窮屈に感じたり。
値段 ★★★
文句なしの値段です。名前からもわかるように一般財団法人が運営するFu'sは他に比べてかなり安いと感じました。
とにかく値段と気軽さが売りのスキー場です。 それほど人も多くなく、練習をするなら穴場かもしれません。
最後に
ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。
リフト券の値段以外は、自分の記憶をもとに書いているため少なからず間違っている部分があるかもしれません。そこはご了承ください。
北海道にはたくさんのスキー場があって、関東民の僕としては羨ましい限りです。
みなさんのスキー・スノボライフに少しでもこの記事が役に立てばなと思います。