シャルル・ド・ゴール空港T1 Qatar Paris Premium Lounge
カタール航空で行くビジネスクラスヨーロッパの旅、帰路はパリからスタートです。
まずは新しいラウンジのご紹介から。
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ラウンジとか運航機材の変更とかは、渡航前に一度記事にしました。
チェックイン
パリ シャルル・ド・ゴール空港(以下CDG)は巨大な空港です。
ありえないくらいにターミナルがたくさんあるCDG2や、ちょっと得体の知れないCDG3、そして今回利用するちょっと老いぼれなCDG1。
TGVで直接CDGまで乗りつけたため、着いてすぐはチェックインが開始されてませんでした。
この写真は始まってすぐ。
列はYも含めてまだまだ空いていますね。
ここでも、成田と同様に、
・エコノミー
・Fast Drop
・Priority
の3種類の列が提供されます。
ビジネスは広々の4カウンターを確保。
並ぶことはほとんどないかもしれません。
中でもこの便はA330による運航。
ビジネスとエコノミー、2クラスです。
1デイリーはA380による運航でファーストクラスを搭載する関係か、2クラス便のビジネスのPAXはファーストの待遇を受けられるようです。
実際に、荷物につけられたタグはファーストのもので、Lounge Invitationカードもファーストのものです。
出国
CDG1の構造は特殊、円形のターミナルで多層的です。
いくつかのエスカレーターが円形の中央を貫通していて、各階を結んでいます。
全体的にやはり古さが目立ちます。
ビジネスクラス以上のPAXには、FastTrackのカードが配布されます。
ただ、この時間のCDG1は空いていて、少し早い出発のAirChinaの北京行、その30分後のANAの東京行の波と時間をずらせば、このカードを使うメリットはなくなるでしょう。
チェックインが早いと、上記2便のPAXがターミナル内にうじゃうじゃいます。
ここはアジアかと錯覚するほどに。
免税店なんか、中国語と日本語のオンパレードです。
レジの店員さんに何か国語しゃべれるのかなんて雑談を振ってみましたが、日本語と中国語の簡単な単語・会話は必須だって言ってました。
ラウンジ
CDG1にはこれだけしかラウンジがありません。
StarAllianceのラウンジはさぞかしすごい混雑でしょう。
ラウンジは免税店街とは異なるフロアにあります。
エレベーターで上に上がります。
上がると、大きなロゴが迎えてくれます。
StarAllianceのラウンジはこの反対側です。
縦に長く、十分に広いラウンジです。
QRは3デイリーと先ほど触れましたが、それぞれの便の時間は適度にずらされていて、これらのPAX同士が被ることはないでしょう。
そう考えると、明らかに椅子は多いです。
とにかく新しいので綺麗です。
撮影をするためにも早めにラウンジに行きましたが、1番乗りでした。
写真を一通り撮らせてもらったあと、受付のお姉さんと少し話しましたが、まだ1ヶ月経ったくらいとのこと。
綺麗でいいと言っていました。
シャワーはこちら。
ここだけは、あまり大きくないです。
今までのサクララウンジ本館、Al Mourjanと比べると、どうしても小さく感じてしまいます。
ただ、ティッシュがなく、代わりに布のナプキンが置いてあったのが、びっくりでした。
シャワールーム自体も2つしかないようで、シャワーを浴びている時も何回か扉を開けようとする音が聞こえました。
出来るだけ早く掃除をして回転率を上げたいのでしょう。
シャワールームを出た瞬間も外でスタッフが待機していて、すぐに清掃が始まっていました。
レストランは他に劣らず、しっかりとしています。
出発の時間も遅いため、この便のPAXは食事を楽しむ人が多く感じました。
自分でミールを取る場所、ガラスケースに入っていて目の前で盛り付けてもらえる場所、ドリンクバーもあります。
またそれとは別にドリンクは注文も席まで取りに来てくれます。
盛りつけにセンスがなくて申し訳ないのですが、味はおいしかったです。
シャンパンを頂きましたが、機内で提供されているものと同じものでした。
最後に
新しいこともあって、非常に快適に過ごせました。
wi-fiの速度も十分で搭乗までの2時間以上があっという間に過ぎました。
ロンドンから始まった、QRの専用ラウンジですが、パリの他にアジアにも1カ所できるとの噂も聞きました。
QRのラウンジは、ビジネスクラス以上のPAXしか入場できない、特殊なラウンジですが、だからこそ生み出せる落ち着いた雰囲気は素晴らしいです。
日本では東京2デイリーと言いながらも各1便/空港でとてもラウンジは出来そうにありませんが、こういった新しい試みのラウンジが日本でも体験できるといいですね。
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