FD763 MFM-DMK Economy その2 機材繰りから生まれるDelay
前回、マカオ空港の様子とチェックインについてレポートしました。
今回はいよいよ搭乗。
機内へと入っていきます。
前
Delay
マカオ空港(MFM)はそれほど多くのゲートは有していません。
PBBを持つゲートについてはどれも保安検査場から遠くはない距離にあると言ってもいいでしょう。
この日のFD763は保安検査場前のゲートから一つ左のゲートと恵まれたポジション。
しかし搭乗開始時刻前からアナウンスで遅れる見込みとの案内が。
Flightradarで折り返し便の場所を見てみるとようやくMFMにアプローチを開始しているような状況でした。
朝からの遅延が積もりに積もっているようです。
LCCは機材の高回転率で行っていける商売。
こればかりは仕方ありません。
この日はドンムアン(DMK)に着ければいいので澄まし顔で椅子に座り続けます。
遅れてきた機材が我々の前に姿を表します。
Shades of The River Liveryのこの機材は色鮮やかですね。
機材がゲートに到着すると慌ただしく前便のPAXが降りてきます。
その後、あまり間隔を開けずに搭乗開始がアナウンスされます。
搭乗
MFMでは3段階のグループ搭乗が行われます。
搭乗券にはグループ2の表記が。
搭乗開始直前の人数分布を見てみると、グループ3に多くのPAXが集中しているように見えました。
前述の中国人団体客は揃って3で搭乗する模様。
厳格にグループのチェックは行われます。
PAX同士での確認も行われ、横入りや先に搭乗することを許さないような雰囲気でした。
機材
外観には特徴のあったこの機材ですが、中身はいたって普通にAirAsiaのA320です。
黒いくたびれたシートが3-3で配置されています。
足元の間隔は狭いですが、LCCであり、飛行時間を考慮すれば許容範囲でしょう。
シートベルトの装着の徹底が機内でなされる中、機外ではまだ給油中。
この日の疲れもあって、機材が動き出す前には眠りに落ちます。
40分ほどの仮眠を済ませ目を覚ますと、窓の景色に変化がありません。
どうやらまだ飛んでいなかった模様。
この時点でどんどんとDelayの幅は広がっていきます。
搭乗開始時間から1時間ほど経ってようやく動き出します。
機内はほぼ満席でした。
隣は中国人男性で、何の躊躇いもなく中国語で話しかけてきます。
英語ならまだしも中国語に関しては門外漢。
お互いの共通文字である漢字を駆使して何とか会話を続けました。
DMK
特に何が起こるわけでもなく、DMKに到着します。
窓の外にはなぜか見慣れたような垂直尾翼の飛行機が駐機されていました。
こうやってみるとまさにDMKはLCCの宝庫。
LCCのビジネスチャンスとそれを支える豊富な東南アジア始点の移動需要が目に浮かびます。
入国審査へ向かう通路はプレハブといった感じ。
殺風景ですが、もはや何も気になりません。
入国審査は東南アジアレーンやタイレーンは少しの混雑を見せていましたが、その他外国パスポートのレーンについてはqueueなし、ほぼノンストップで通過することができました。
預入荷物もないため、スムーズに外へ。
スワンナプームの長蛇のqueueが頭から離れない中、意外な発見でした。
同時間に日本からThai Lionairで到着した友人たちと合流し、メーターを頑なに回してくれないタクシーでバンコク中心部へと向かうのでした。
-Flight Log-
FD763
Wednesday, 27th February
Macau (MFM) - Bangkok, Don Mueang (DMK)
Depart: 14:58 (+45min)
Arrive: 16:49 (+40min)
Duration: 2hr55min
Aircraft: Airbus A320
Seat: 23A (Economy)
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