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不相応なステータスを持った旅好きの若者

BA4回搭乗を満たす最適解は? LHR-HEL-TLLルートのご紹介

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BAでマイレージランをするにあたってなにかと我々日本在住の人間にとってネックになるのが、BA便に複数回乗らなくてはいけないこと。

今回FlyerTalkで先人達が発掘した新たなルートを日本語に翻訳してご紹介したいと思います。


イントロダクション

ワンワールドに所属するBAExecutiveClubは、JALの利用でもTierPoint(以下TP)を貯めることが出来ます。

しかし仮にステータス相当のTPを貯めたとしても以下の条件を満たす必要があるのです。

 

Bronze BA2回搭乗


Silver,Gold 同4回搭乗

 

この搭乗回数にカウントされる便は以下のようにHPでは説明されています。

 

日本語

対象フライトは、ブリティッシュ・エアウェイズBritish Airways)により販売・運航されるフライトおよび、イベリア航空(Iberia)により販売・運航されるフライトです。

・「販売」とは、そのフライトがブリティッシュ・エアウェイズBritish Airways)のフライト番号を(ご旅程書または航空券上で)備えていることを意味します。
・「運航」とは、お客様がご搭乗される機体がブリティッシュ・エアウェイズBritish Airways)のものであることを意味します(フランチャイズおよびBAシティフライヤー(BA CityFlyer)を含みます)。
・「イベリア航空(Iberia)による販売及び運航」とは、そのフライトにはイベリア航空の便名が用いられ、かつお客様がご搭乗されるのはイベリア航空の機体である(フランチャイズを含む)ということを意味しています。

 

英語


Eligible flights are defined as those flights marketed or operated by British Airways and those flights marketed and operated by Iberia.

・'Marketed' means the flight will have a BA flight number (in your itinerary or on your ticket).
・'Operated' means the aircraft that you travel on is a British Airways aircraft (including franchises and BACityflyer).
・'Marketed and operated by Iberia' means the flight will have an IB flight number and the aircraft you travel on is an Iberia aircraft (including franchises).

 

紛らわしい表記ですが、たぶんこういうこと

BA便 

BA便(JAL運航) 

JL便(BA運航) ?

JALの部分はほかのOneWorldパートナーも同様

 

BACityFlyer便 〇 (BAの特にLCYを発着する便を中心に運航する子会社)

Iberia便  (イベリア航空はBAと共にIAGという会社のメンバー)

IB便(IberiaExpress運航) 〇 (Iberiaの子会社)

I2便(IberiaExpress運航) ? (IberiaExpressの本来の2レター)

 

AerLingus / Vueling便 × (同じくIAG傘下だけど)

BA便(AerLingus運航) 

※文章から理解しただけなのでちょっと自信ないです

なんだこれ...

分かりづらい...

 

これを前提にしてみれば記事を読み進んでみてください。


ルート例

※今日中にBA東京往復に国内線を追加した場合のプランも書きます。

BA 短距離エコノミー

こんな中で、最も低コストで4搭乗をこなせると言われているのがBAで短距離エコノミーに4回搭乗すること。

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例えばある日のロンドン発エコノミークラス往復の料金です。

幹線路線のエディンバラ(11,020円)アムステルダム(10,394円)

他にも―ダブリンやらーインヴェーネスやら選びたい放題です。

 

この料金で往復ですよ。

だから計2万円で4搭乗クリアできるわけですね。

エコノミーの格安チケットなので、加算TPは期待できません。

あきらめましょう。

 

BA 短距離ビジネス

もう一つ有名なのが、低コストでTPを貯めつつ搭乗回数をクリアするルート。
LHR-JERや-AMSなどのビジネスクラスに搭乗することです。

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この日程だと、ージャージー(29,897円)アムステルダム(28,945円)よりも、ルクセンブルク(23,122円)が安いですね。

 

ビジネスクラスを利用するため、片道で40TP、計80TPを貯めることができます。

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エコノミー、ビジネスともにポイントは、往復で予約を取ること。
日本の国内線の場合、往復割引は微々たるもので、早期予約割引運賃で片道ずつ予約した方が安い場合がほとんどですが、それとは異なるようです。

 

IB エコノミー

またイベリア航空の安いチケットを利用する手もあるらしいですよ。

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例えばマドリード発の往復エコノミークラス

もっと安いですね。

例えばービーゴ(6735円)

AZの安いチケットでヨーロッパに飛ぶ場合、わざわざ高い税金を払ってロンドンへ向かうより、スペインに向かった方がお得な場合もありそうですね。


今回のメインルート LHR-HEL-TLL rt

そして今回紹介するのが、TPも結構貯めちゃおうルート。

ロンドンを出て、ヘルシンキで乗り継ぎ、そのままエストニアはタリンに向かうルートです。

 

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お値段は233GBP32000円弱です。

 

LHR-HELは幹線なので、BA・AY運航便がかなりの頻度で飛んでいます。

機材はA319やA320が多いです。

そしてBA6032 / 6031 (AY832 / 831)は曜日が限られますが、A350が割り当てられる日があります。

ロンドン―ヘルシンキの貨物輸送のための便だとか。

この飛行時間ですが、AYのA350、フラッグシップのビジネスクラスを体験することができます。

 

HEL-TLLATR-72の全席エコノミークラスによるフライトです。

ビジネスの通しで取った場合、運賃クラスはYです。

なので往路のHELではラウンジの入室権利がありません。

2017/2/26 追記: 入れました。

 

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(80+20)*2=200TP を加算できます。

 

そしてお気づきでしょうか。

冒頭の便一覧、確定済みと書いてあるように、前回のQRビジネス同様、自分で予約したものになります。

この様子もレポしていきますんで、どうぞお楽しみに!

 

このフライト自体は2月です。A350の便は予約が埋まってしまっている便が割とあります。

往路BA6032は、LHRを10時20分に出発するという完璧な時間ですが、こちらの方が早く埋まってしまう傾向にありますね。

復路BA6031に乗るためには、見ての通り、タリンを6:10に出発しなければなりません。

タリン空港は旧市街からそれほど離れていませんが、バスの始発がもっと遅い時間なので、タクシーを利用する必要がありそうです。

予約のタイミングが少し遅れたために、こんな変な時間帯のフライトになってますが、探せばもっといい時間の便が見つかると思います。


 終わりに

ヨーロッパ行の航空券を取ったことで、BAGold獲得に向けての修行が本格的に出来上がってきた気がします。

日本往復とこの4区間搭乗で、760TPを一気に約20万円で獲得できるのはおいしいですね。

この調子で頑張っていきたいと思います。

 

TLLrun レポート 

arltra.hatenablog.com