ヘルシンキ・ヴァンター空港 Finnair Lounge -SchengenArea-
TLLrun、ヘルシンキに着き、シェンゲン圏入場の審査を済ませ、Finnairのラウンジで一息しました。
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パスポートコントロール
ヘルシンキ空港(以下HEL)に到着すると、あたりは雪景色でした。
HELでの実際の乗継時間は1時間ちょっと。
この空港もまた、乗継に力を入れています。
今まで、ウィーンやドーハハマドなど、乗り継ぎの利便性が有名な空港を使ってきましたが、HELの導線のわかりやすさと整然したターミナルは最高傑作でしょう。
Finnair(AY)やBAなどのoneworld系が利用するT2は、シェンゲン圏とそれ以外で建物が分けられて、その2つを橋がつないでいます。
東京や大阪、福岡から飛んでくるAYの飛行機も、はたまたロンドンから飛んでくる飛行機も適応国外ですから、そのターミナルに着きます。
適応国外から降機、または乗継をする場合、HELでシェンゲン圏全体の入国審査を通過する必要があります。
日本国のパスポートの保持者には、審査場の自動化ゲートの利用が許可されています。
が、やってみてもエラーばかりなので、結局有人のゲートに。
パスポート作成は2年前で新しいはずなのに不思議です。
とはいえ、パスポートコントロール自体は空いていて、特に問題にはなりません。
ここでは、ヘルシンキで降りるのか、乗継をするのか、どこへ乗り継ぐのか、何をするのかなど一通りテンプレートを聞かれ、審査終了です。
厳しくは全くないです。
エストニアもシェンゲン協定加盟国なので、この先は審査なく先に進むすることができます。
ラウンジ
AYのラウンジに行ってみましょう。
AYは、T2に2つ、つまりシェンゲンエリアとシェンゲン外エリアの両方にラウンジを持っています。
シェンゲンエリアのラウンジの方が大きく、きれいです。
ちょうど前でラウンジに入った2人組のサラリーマンはどうやらこれからロンドンへ飛ぶようで、カウンターで出国審査を抜けてシュンゲン外エリアに行くよう言われていました。
シェンゲン域外ラウンジはこちら
HELからタリン(TLL)のフライトはエコノミークラスです。
機材自体が大きくなく、全席エコノミーで運航されているからです。
ビジネスクラスと連続して発券されているので、運賃クラスはエコノミーの中では最上位のYです。
TLLへの搭乗券と同時にHELまでの搭乗券を提示すれば、ラウンジに入場することができます。
ラウンジは縦に長い構造で、ガラス張りの部分が多く、エプロンや誘導路を眺めることができます。
冬季の間は、ディアイシングが目の前で行われることもあり、視覚的にも楽しめそうです。
ミールのラインナップはまずまず。
ロンドンのCXラウンジでも麺を食べて、LHR-HELでも朝食を食べたのでお腹は空かず。
ジュースだけ飲んでました。
クッキーもおいしいです。
そもそもあまり乗継時間はあるとは言えず、特にシェンゲン内外の移動だと審査に時間が取られることもあって、あまり落ち着く時間はないかもしれません。
また、HELは空港内を流れるアナウンスが多くなく騒がしくないのはいいのですが、逆に搭乗開始のタイミングが分かりづらい瞬間があります。
まぁ慣れなんですかね。
ラウンジはシェンゲンターミナルの折れ目の部分、つまり中間に位置しています。
これは便利です。
各ゲートへの移動も容易です。
少し落ち着いたところで、TLL便の搭乗口へと向かいましょう。
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