AY831 HEL→LHR Business お得にFinnairA350のビジネスクラスに
TLLrunも最終レグにして目玉、FinnairA350のビジネスクラスのレポートです。
前
搭乗
ラウンジから逆戻り、33番ゲート。
ゲート前には限られた数しか椅子がありません。
ほとんどの人が立って待機しています。
往路でも感じましたが、やっぱりヘルシンキ(以下HEL)-ヒースロー(LHR)は幹線なんだなって思い知ります。
羽田新千歳みたいな感じの量の優先搭乗からスタートします。
日本だと、「御座席後方○○番までの方はご搭乗ください」みたいなアナウンスによる段階搭乗が行われますが、ヨーロッパだとあらかじめ座席番号やステータスによって搭乗のグループが分けられていることが多いようです。
ビジネスクラスや上級会員は"Group1"。
全ての搭乗が始まっても割り込みして搭乗が出来ますが、まずはGroup1のPAXの搭乗がコールされます。
機材
今回の機材はA350。
予約段階でも書きましたが、LHR-HELの区間には様々な機材が飛んでいます。
そのほとんどはヨーロッパ用の中距離機材ですが、A350は国際線長距離機材に充当されている機種。
イギリスーフィンランドの貨物輸送と長距離路線の間合い運用という両方の性質を持っているとかいないとか。
詳しくは内部につながりがあるわけではないので知りません。
シート
ロングホール用の機材で、1-2-1の逆ヘリンボーンのシートが搭載されています。
今回の座席は1A。
一度は乗ってみたかった輝かしいトップナンバー。
ただ、つけられているPBBは1本で2番ドアに接続されてます。
つまり乗ってから左に進む。
乗ってきた人の動きに気が散る心配はないですが、少し残念。
シートを詳しく見ていきましょう。
両者を比較すると、シートの快適性ではQRの方が勝ります。
小物を置く収納のスペースや、足置きが手前まで広がっているため、離着陸時の姿勢だと足の置き場に困ります。
足置きに靴のまま乗ってもいいんですけど、なんだか日本人的には不衛生な感じ。
ただ、この足置きの下には、プラスチックのトレーがあって、荷物を床に直に置かなくて済みます。
スペースはこのトレーによって特に高さが制限されてしまってますが。
IFE
これは、QRに比べると段違いで快適です。
程よい位置にモニターは展開されるので、タッチも難なく可能です。
またレスポンスもよく、UIも良く考えられています。
wifiも左下にバウチャーコードが見えるように、ビジネスクラスのPAXは無料で全区間利用することができます。
ただ、あまり電波の入りは良くないようで、バルト海を飛んでいる間はほぼ使用不能。
映画のラインナップはQRに比べれば少ないですが、日本路線にも力を入れているためか、日本語で見ることのできる作品は多く感じました。
(数えたわけではないので体感です。)
機内食
機内食は往路と全く同じものです。
パンの種類は少し違ったような同じだったような。
机の大きさが往路のA319と比べると大きく異なるので、食べやすさは感じます。
到着
イミグレーション通過時に使えるFastTrackのカードは配布されません。
むしろこれが普通で、QRのビジネスクラス以上に全員と言う方がおかしいのです。
HELを出たのは朝の8:00でしたが、時差の関係で到着は9:10になっています。
全く時間が進んでません。
朝も早いので、FastTrackを使わなくても、UK Borderは比較的楽に通過できます。
PBBが機体につけられるまでに少し時間がかかった関係で、イミグレを最速で抜けたものの、すでにPriorityのタグがついた荷物はバッゲージクレームを流れていました。
再びロンドンに帰ってきて、今度こそロンドン中心部へと向かうのでした。
-Flight Log-
AY831 (BA6031 metal)
Helsinki (HEL) - Heathrow,London (LHR)
Sunday, February 5
Depart: 8:00
Arrive: 9:10
Duration: 3hr10min
Aircraft: Airbus 350-900
Seat: 1A (Business Class)
TLLrunについての更新はこれにて終了です。
無事にBA4区間の搭乗を達成し、ステータス獲得への条件をクリア。
そしてこの記事で、ヨーロッパ旅行全8フライトと訪れたラウンジの記事を書き終えました。
これからはこの旅行中に何をしたかということを気まぐれで書いていきたいと思っています。
ネタを練る必要があるので、更新頻度はガクんと落ちると思われますが、飽きずにお付き合いいただければと思います。
ご覧いただきありがとうございました。