Three ヨーロッパでネットを使う
イギリスの通信キャリアにThreeがあります。
simフリーのスマホを使っているので、毎回simを入れ替えて利用しているのですが、お膝元イギリスの他に、それ以外の国でも便利に使うことができるので紹介します。
あけましておめでとうございます。
Felice anno nuovo!
今年の幕開けはイタリアで始まりました。
BAの年の区切れ目が夏なので、年の瀬は特に振り返りをすることもなく、適当に発券記事を書いて終わってしまいました。
月数度の更新を目標に今年も細々とやっていきたいと思います。
よろしくお願いします。
イントロダクション
海外でスマホを日本にいるときと同じように使うのにどうしていますか?
現在では、貸し出しのWI-FIルータを日本の空港で受け取るという形を取る人も多いかもしれません。
WI-FIルータ自体のスイッチをON/OFFしたり、充電をしたりと一手間増えるのがめんどくさいなって感じているかもしれません。
航空ブログ界隈なんでそんなに珍しいことでもない気がしますが、今回はいわゆる「現地SIM」のお話です。
普段日本で使っているドコモやauといった通信キャリアのsimを抜き、現地で購入したsimに入れ替えるという行為をします。
それをするためにはsimロックを解除するという手続きが日本で必要になりますが、最近では行政からの働きかけでそれ自体がしやすくなっているので、それほど大きなハードルにはならない気がします。
現在自分はdocomo版のiPhone7ですが、simロックを解除しています。
イギリスの通信キャリアとしては、O2やVodafone、Three、giffgaffなんかが有名です。
その中でも今回はThreeのレビューになります。
それでは、詳しく見ていきましょう。
イギリスで使う
イギリスのキャリアなので、基本的にはイギリスで使いたいです。
最近、日本に取り寄せることのできるThreeのsimが他のブログで取り上げられていましたが、あちらはデータ通信専用のsimになってます。
自分の場合、電話やSMSをする可能性が高かったため、現地で手に入るsimについて今回は取り上げます。
(余談ですがこのsimを実際に手に入れたのは2015年の3月でした。当時は持ち出しのWI-FIもそれほどメジャーではありませんでしたし、Amazonでsimが手に入るなんてことはなかった気がします。)
ヒースロー空港を出るとあるsimの自販機なんかは有名ですが、ここで購入するとsimカード自体にもいくらかかかってしまいます。
Threeの場合、イギリス国内の住所を指定すれば、無料でsimカードを発送してくれます。
自分の場合、この時の滞在先はドミトリーだったので、事前に先方に連絡を入れた上で、到着までの日付を逆算してうまく届くように計らいました。
ホテルなんかの場合はもっと簡単に受け取ることができるのではないかと思います。
何もチャージしなくても、この時点で少しは使うことができます。
申し込み時期のキャンペーンなどにもよるようで、この時は500MBのデータ通信が含まれているようですね。
このsimはプリペイドになっています。
Suicaなどと同じように、いくらかの金額をアカウントにトップアップ(チャージ)し、パック(add-on)を購入することになります。
15GBPか20GBPのプランが我々には向いているのではないでしょうか。
いつもこれらを使っています。
有効期限は30日、もしイギリスにそれ以上滞在したり、後述するFahを使ったりして長くヨーロッパに滞在する場合は追い購入する必要があります。
パックの購入はとても簡単。
simが到着すると登録できるMy3という管理サイト(Mydocomoみたいな感じ)にログインし、
Add-onsのタブからadd-onを購入するだけです。
なおsimにtop-upをする必要があるのですが、これについては次回記事を書く予定です。
通信速度ですが、
3G(正確にはHSPA+、3.5Gとも)でも十分な速度が出てると思います。
ロンドン市内では4Gの電波も割と拾うことができます。
快適に使うことができますね。
LondonUndergroundではどのキャリアもですが、あまり電波が通じません。
諦めてください。
それ以外の国で使う
Threeをよく使っている理由としてあげられるのがこのサービス、Feel at home(長いので以下Fah)です。
Fahは対応する国でイギリスで使っていたプランが追加料金なしで同様に利用できるというものです。
ヨーロッパ諸国を中心に全世界に対応国は広がっています。
現在では71地域以上で利用が可能なようです。
(地域というのは島しょ部などを含んでいるのでこういう言い方みたいです。)
Threeは当然イギリスのキャリアなので、イギリス以外ではネットワークを持ちません。(イタリアとかでもサービスはグループ企業が展開していますが...)
そのため日本のキャリアと同様にローミングをして行くことになります。
例えばこれはelisa。
フィンランドのキャリアです。
Tele2 EEはエストニア。
写真の時はネットワーク開通してないですが、普通に使えました。
Bouyguesはフランスのキャリアです。
ドイツのO2。
イタリアのthreeなどなど。
基本的に海外で4Gが入ることはそんなになかったのですが、3Gが基本だと考えて差し支えないと思います。
また、同じ国の中でも複数のキャリアでローミング可能なことが多く、エリアによって繋がる繋がらないはキャリアによって異なります。
GSMしか繋がらないキャリアもあったり。
なので自分でその国に入国したらいくつかのキャリアを試してみる必要性があります。
終わりに
今回Threeというsimを紹介しました。
simのチャージ(top-up)という考え方や購入方法なんかは次の記事にて紹介する予定です。
1/4
しました
少し昔話をすれば、前述しましたがthreeのsimを手に入れた時にはそれほど海外simはポピュラーでなかった気がします。
現在では、ヨーロッパ周遊のsimと言えばタイ?かどこかのsimを使うのが一般的で安価みたいですが、自分がよく調べていた時代の最強simと言えVodafone ITのヨーロッパ周遊プランだった気がします。
時代も変わりました。
現在ヨーロッパ周遊をメインにする際にはthreeのsimを使うメリットはあまりないかもしれません。
自分もたまたま手元にここのsimがあるだけで、新しく考えるのを放置して追い購入を3年以上続けています。
よかったら参考にしてみてください。