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不相応なステータスを持った旅好きの若者

KA396 HKG→HND Economy キャセイドラゴン羽田便

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復路の東京便は、キャセイドラゴン航空による運航の便でした。

キャセイパシフィック運航便との違いも含めてレポートします。


arltra.hatenablog.com

 

キャセイドラゴンって?

そもそもキャセイドラゴンってなんなんですかって問題。

少し前まで香港ドラゴン航空とかDragonAirとかと呼ばれてました。

自分自身もこっちの方がなじみがあります。

 

元々は独立した会社だったものの、キャセイパシフィック(以下CX)の資本がどんどんと入っていって、子会社になってからも、名前はそのままで運航してました。

ですが、去年ブランドのリフレッシュもかねて、キャセイドラゴン(KA)に改名したわけです。

名前が変わった今も、同じように振る舞っています。

CXの便にコードシェアで参加することも多いですし、逆にKA運航便のほとんどはCXがコードシェアしています。


搭乗まで

チェックインカウンター、香港国際空港(HKG)ではそもそもCXとKAで分かれていて、KAのカウンターに行きます。

キオスクが設置されていたので、近くにいたスタッフに聞いたところ、「そのままカウンターでチェックインしてくれ」とのこと。

カウンターは空いていて、エコノミーの列でも前に1組しか並んでませんでした。

あっという間です。だからかも。

 

繰り返しますが今回の旅は総勢6人の大所帯。

チェックインも一苦労。

オフィスに電話をかけてくれ、無事に6人の席を固めてもらうことが出来ました。

ありがとう。

 

ステータスカードを見せると、6人全員分にBusinessClassのPriorityタグをつけてくれる対応。

荷物は預けず機内に持ち込む予定ですが、預けることにしました。

ルール上は6人は不可ですが、とてもありがたいです。

 

ラウンジに入れない他のメンバーのために出境はなるべく遅らせ、到着コンコースのマックで時間をつぶしたりしてました。

 

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HKGはコンパクトなようで広いですね。

びっくりしました。

 

今回の搭乗ゲートは510。

三ケタな段階で「あーこれは遠いな」と察しました。

案内にしたがって進むとこんなものが。

 

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バス乗り場です。

 

どうやら501-510は別の建物にある様子。

地図を確認してみましょう。

 

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電車に乗って搭乗口まで行くというのは、他のブログで何度も見たことがありますが、今回の510は北サテライトターミナル。

全く別の建物のようです。

 

バスには5分10分でしょうか。

あまり長くは感じませんでしたが、「バスが満員になるまで発車しない=バスは常にぎゅうぎゅう」なので、快適ではないです。

ここでは、ステータス関係なしに同じバスに乗せられます。

バスで隣に立った男性も金丸子のタグを鞄につけてました。

かわいそう...

 

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北サテライトはこんな感じ。

いくつかのお店はありますが、ラウンジはありません。

一周した感じ、KAの便がこのターミナルに集められているようです。

大きなCXの機材が本ターミナルは優先です、諦めます。

 

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搭乗ゲートです。

他の中国本土行きの便の搭乗口には溢れるばかりの人がいましたが、このあたりは人も少ないし静かでした。

なんなんだろう...


機内

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KAはA320A330で運行しています。

羽田線の機材はA320

単通路の小さめの機材で、シートレイアウトはビジネスが2-2。

エコノミーが3-3です。

ちなみにKAのビジネスのシートは、往路で乗ったCXのリージョビジネスとほぼ同じシートです。

 

エコノミーはこんな感じ。

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ケツスライドじゃないのがありがたいです。

よっぽとこちらの方が座りやすかったです。

 

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KAのA320では、各座席にモニターは設置されていません。

この点は後ほど触れます。

 

KAの特徴として、エコノミーだけでも150席しかないため、サービスが円滑。

早い段階でワゴンもサクサクと回ってきます。

ただ、その分トイレがエコノミーは全部で2つしかなく、常に混みあっていました。

この辺は、単通路機のデメリットかもしれません。


機内食

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これは、フィッシュとビーフの選択。

これはフィッシュです。

魚を選ぶとカレーがついてきました。

CXのロゴが入ったパッケージのクッキーがおいしかったです。

ビールは青島ビールアサヒスーパードライから選べます。

 

あと食後にハーゲンダッツのアイスが配られます。

エコノミーの機内食とはいえばアイスってイメージありますが、往路は配られませんでしたね。


IFE

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KAでは、各座席にモニターを設置しない代わりに、wifiにてエンターテイメントサービスを展開しています。

各自のスマートフォンタブレットでアクセスポイントにつなげば、コンテンツを楽しむことが出来ます。

 

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初めは、ブラウザからアクセスすることになると思いますが、ほとんどのコンテンツは、アプリをインストールしないと見ることが出来ません。

 

ただ、このwifi内でインストールまでが完結するので、アプリのダウンロードに少し時間がかかる以外は不快ではありません。

 

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マップもこうやって手持ちのスマホで見ることが出来るのは新鮮です。

ただ、いつものようにタップやスワイプをしても反応はないので、そこはご愛嬌ということで。

 

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(C)2016「君の名は。」製作委員会

 

コンテンツのラインナップは、CXとたぶん同じです。

 

一つ注意したいこととして、イヤホン・ヘッドホンは自前のものを使う必要があります。

各座席に抗菌済みの安っぽいヘッドホンが置かれていることはありません。

また個別にCAさんに食い込みをしても、イヤホンの貸し出しは行っていないとのことです。

自分のを忘れずに持ち込みましょう。

自分は、ヘッドホンをスーツケースにしまって預けてしまったので、結局なにも楽しむことが出来ませんでした。


到着

羽田への到着はほぼ真夜中です。

入国審査、帰国のカウンターはほぼ待機なしで通過できます。

 

バゲージクレームへと進むと、他のターンテーブルには2週間前に乗ってきた、ドーハからのQR812便の荷物がまだ回っていました。

というか大半のエコノミーのPAXはまだ荷物が出てきていないようで待機中...

 

それを横目に、KA396のターンテーブルへ。

初めに、Firstのタグを付けた荷物が2つ。

KA396にはファーストクラスはないので、金丸子以上かowエメのPAXでしょうか。

次にBusinessのタグをつけた荷物が出てきます。

初めに出てきた僕の荷物、トータルで3番目でした。

 

僕ら6人分の荷物を数えたとしても、ビジネスクラスが8座席しかないことを考えると、結構な数の荷物がBusinessのタグをつけて出てきたので、FrequentなPAXの需要がある時間帯の路線なんでしょうね。

KAもA320ではなくA330での運航を考えて欲しいものです。

 

ただ、6つの荷物のうち2つは、タグなしの荷物に紛れてかなり後に出てきたのが、少し謎でした。

ちゃんとタグは破れずに残ってました。

 

なんだかんだで香港に弾丸で行ってきました。

やはりステータスがあると旅の快適度が上がる気がします。

気軽に行くことが出来、街並みを素敵で英語も通じる。

かなり香港は気に入ったので近いうちに再訪したいですね。

 

-Flight Log-

KA396

Hongkong (HKG) - Haneda,Tokyo (HND)

Wednesday, March 8

Depart: 17:55

Arrive: 22:55

Duration: 4hr

Aircraft: A320-200

Seat: 31J (Economy Class)