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不相応なステータスを持った旅好きの若者

InterCity-Enterprise Dublin Connolly→Belfast Central Standard

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アイルランドの首都ダブリンから北アイルランドの首都ベルファストの移動に鉄道を利用しました。

国境を一応は超える国際列車であるEnterprise号ですが、車内は清潔快適で客層もよく、快適な移動となりました。


イントロダクション

アイルランドはその歴史もあり、現在ではアイルランド共和国と英国に属する北アイルランドに分かれています。

これらの国の間には国境線は存在しますが、国境を超える審査はありません。

 

互いの首都は飛行機の距離にしては近すぎで、鉄道とバスがよく利用されています。

 

今回利用したEnterpriseはIarnród Éireann(アイルランド国鉄)とNorthern Ireland Railways(北アイルランド鉄道)が共同で運用する列車サービスです。


チケット

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チケットは前もってオンラインで購入。

Irish railのHPは当然ながら英語です。

カード決済が利用でき、チケットは当日駅のkioskで発見する形になります。

値段は、€18.99。2500円弱になります。


Dublin Connolly

ダブリンには大きな駅が2つ。

一つがHeuston駅で、もう一つがこのConnolly駅です。

各方面によって駅が分かれる形式になっています。

 

Connolly駅はRiver Liffeyの北側、O'Connell St.を東に少し行ったところにあります。

トラムの発着地にもなっていて、アクセスは悪くはありません。

 

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発着本数は決して多くはありませんが、そこそこの賑わいを見せます。

 

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Belfast行きは国際列車である都合上、ホームが決められています。

ホームに入る前に、ゲートでチケットを見せる必要があります。

 

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そのゲートを通過すると、このようなEnterprisePAX専用の待合室に通されます。

ここで出発の直前、列車のドアが開くまで待機することになります。

 

この待合室、出発直前には座れないくらいに人が溢れることになります。

そして、ドアが飽きそうな素ぶりが見え始めると、待合室のドアにはたくさんの人が押し寄せることに...


車両

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列車を少し見ていきましょう。

機関車を客車が引っ張る、ヨーロッパによくあるタイプです。

 

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2両目からは客車が連なります。

 

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ロゴ。

 

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半食堂車が連結されています。

 

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車内では、軽食やスナック・飲み物の購入が可能。

€、£共に利用可能です。カードはある程度の金額以上ではないと断られます。


車内

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車内はEurostarの車両が元になっています。 

arltra.hatenablog.com

 まさにこれです。

 

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座席もテーブル席と片面の席が回転不可で並んでいる形式。

自分の席は片面の進路方向逆向きでした。

 

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座席を指定している場合、このように名前が表示されます。

この車両では、Seat25のようにRAILTOURS IRELANDの名義で予約された座席がたくさん。

ですがどう見てもツアー参加者とは思えない面々が着席、いったいなんだったんでしょうか...

 

隣席はご婦人でした。

北アイルランドの町"Portadown"にお住まいで、ダブリンまで買い物に来たとのことでした。

チケットの話はしませんでしたが、たくさんお話をしていただきました。

Dublinの感想を聞かれ、「賑やかで楽しい町だった。また来たい。」と伝えたところ、「若者はそういう人が多いわ」と言われました。

「この歳になると落ち着いた場所でないと疲れる。」とのこと。

自分の祖父母を重ねてしまいました。


Belfast Central

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時差もpassport controlも当然ながらありません。

2h15minでBelfastに到着です。

 

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折り返しのEnterpriseに乗る人で駅は大行列です。

 

BelfastCentralは街中から少し外れたところにあります。

タクシーかバスを使うのが賢明でしょう。

自分はスーツケースを引いたまま、そして雨が降る中、15minほどホテルまで歩きましたが、かなり疲れました。


今回は 列車でこの2つの都市を移動しました。

快適、そして定時性が高いという面で、鉄道は利用しやすいと思います。

欠点としてはBelfast Central駅が少しCity Centreからは遠いことでしょうか。

 

復路では、バスを利用してみました。

arltra.hatenablog.com