AY107 HEL→TLL Economy E190にシップチェンジ
今回はTLLrunでも要の部分、ヘルシンキからタリンへの超短距離フライトです。
全席がエコノミーの機材で運行されるため、Yクラスに搭乗しました。
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イントロダクション
HEL-TLLのルートは、飛行時間で言えば30分ですが、もっともっと短い区間。
以前記事にした、HND-NGOも飛行時間は30分ですが、こちらは193マイル。
一方のHEL-TLLは62.4マイルしかありません。
シートベルトサインが外れる時間はあるかないか。
実際に行きの便ではサインが外れましたが、帰りの便は外れませんでした。
サインが外れると、チョコレートのサービスがあわただしく行われます。
飲み物は出ません。
というか、喉乾いたなぁっと思っていたら着いてます。
なぜ、こんなに短い距離なのに時刻表のフライト時間は30分なのでしょうか。
離着陸にかかる時間を含めると、Minimumのタイムというのは定まってくるとは思いますが、それ以外にも、このあたりのこの季節に要因が。
雪ですね。とってもお外は寒いです。
日本でも寒い地域では行われていますが、ディアイシングの必要があります。
HELの場合、機体の出発準備が整い、タキシングを開始します。
ターミナルからだいぶ離れた場所に少し開けたエプロンがあり、そこに4台のマシンが待機。
エンジンの出力を弱めると、いよいよ作業は開始され5分ほど、薬剤をまかれます。
これが終わると、いよいよ離陸。
もともと、かなりターミナルから離れたところまでタキシングしてきているので、滑走路はすぐそばです。
すぐに離陸します。
フライト
運行はFlybe、AYのどちらのスピリットをも合わせ持つ、NoRRA。
NoRRAはプロペラ機のATRを主力とし、AYの塗装を施したE190もいくつか飛ばしています。
この区間はすべてATRによる運行が予定されていますが、この日、搭乗ゲートの案内をよく見ると、バスラウンジではなく通常のゲート。
PBBはATRには接続することがHELの場合できない?ため、バスによる移動になるはずですが、おかしい。
搭乗ゲートに行ってみると、E190が止まっていました。
本日はシップチェンジのようです。
機内は新しいこともあって快適でした。
機内にNoRRAの制服を着た方が数人乗っていて、監査フライトなのか、はたまたHEL-TLLのルートをE190に格上げするのかはわかりませんが、ラッキーでした。
(この時はまだでしたが、今では週に何本かのTLL←→HELのフライトがE190による運航になっているみたい。)
到着
エストニアはタリン空港、数年前にターミナルの改修を終え、こじまりとして温かみのある空港に変身。
出発と到着の導線がわかれていないタイプの空港です。
そもそもそんなに本数も多くないので、このタイプが最適なのでしょう。
そしてこの空港はすべてが同一のフロアで完結します。
出発も到着も同じフロア。バス、タクシーを降りて、荷物を預け、検査を通って、搭乗ゲートまでに階段もエスカレーターはありません。
到着もしかりです。
(撮影別日です。)
外に出ると、とても寒い。
HELでは外に出なかったのでロンドン、そして日本から来た身体には寒く感じるでしょう。
空港から街中、特に旧市街へのアクセスはバスが有効です。
No.2のバスが直行。
逆に言えば、これ以外のバスは、タリンのバスターミナル行きの大型バスしか来ないので間違いようがないです。
バスの本数はそんなに多くありませんが、写真のようにバス停が見える位置に屋内の待機スペースがあるので、それほど深刻ではありません。
バスに乗って市内へと向かいます。
-FlightLog-
AY107 (BA6011 metal)
Helsinki (HEL) - Tallinn (TLL)
Friday, February 3
Depart: 13:45
Arrive: 14:20
Duration: 35min
Aircraft: Embraer190
Seat: 12A (Economy Class)
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