シンガポールマレーシアをバスで国境超え
SingaporeとMalaysiaの国境をバスで移動してみました。
そのレポートとなります。
イントロダクション
Singaporeはマレー半島に突き出た島を中心に構成される国家です。Malaysiaとは橋で繋がれていて、両岸の住民が自由に行き来できるようになっています。
SingaporeとMalaysia国境を渡るためには、いくつかの手段がありますが、今回はバスを利用しました。
バスでの国境越えの仕組みとしては
Singapore側の国境施設までバスで移動
↓
SIngaporeを出国
↓
Malaysia側の施設まで国境をかかる橋をまたバスで移動
↓
Malaysiaの入国
入国するとそこはもうJohor Bahru(以下JB)です。
では、それぞれのprocessを詳しく見ていきましょう。
なお国境を越えるという保安上の理由で、多くの場所で写真撮影は禁止されています
そのため写真少なめでお送りします。
往路
まずはWoodlands Checkpoint、Singaopore側の国境施設へ向かいます。
Checkpointに近いMRTの駅からバスが出ているほか、街中からもバスが出ています。
今回は、Singapore-Johore Express Terminalからのバスに乗ります。
場所はアラブストリートの近くです。
Bus Terminalとはいえ、我々のイメージするLondon Victoria Coach Stationやバスタ新宿ではなく、だだっ広い駐車場にバスとタクシーがいるだけです。
テントではおっちゃんがチケットを売っています。
バスの運行会社は星柔巴士(Singapore-Johore Express)。
赤いバスです。
片道で3.30SGDです。
クーラーもガンガン効いていて快適です。
高速道路をひた走り、ひたすらバスは北上。
やたらとSingaporeではVEZELが走っていることに気付かされます。
そしてCheckpointに到着です。
Checkpointに着くと、バスを降ろされます。
Visitorの列はそれほど混んではいませんが、少し並ぶことは避けられないでしょう。
出国審査を終えると、再びバスへ。
ここまで乗ってきたバスと同じ運行会社のバスに乗ります。
チケットを新しく買う必要はありません。
バスに揺られて橋を渡ります。
両国の国境を跨ぐThe Johor–Singapore Causewayはかなり混雑していました。
やっとの思いでMalaysia側のCheckpointに到着。
ここでMalaysiaに入国をします。
このCheckpointはJBの街中にあり、入国を終えるとスムーズに徒歩で街へと出ることが出来ます。
今回はJB Centralのショッピングセンターを小散歩。
Powerbankを今回の旅行では持ってき忘れたため、新しい物を購入しました。
JBの商業施設の多くでSGDが使えます。
レートは後で計算しましたが悪くないです。
MYRも少し欲しかったので、多めにSGDで払ってお釣りをMYRでもらうことも出来した。
何度も電卓を叩いて換算の確認もしてくれていたので、かなり信用できました。
復路
帰りは同じルートをひたすら戻ります。
復路はBus Terminalまでのバスではなく、MRTの最寄駅であるKranjiまで乗りました。
こちらの運行会社はCauseway Linkです。
距離が近いので往路に比べて安い値段で乗ることが出来ます。
また、Malaysia側からの乗車であっても運賃にはSGDが使えます。
MYRの小銭を作る必要はありません。
この路線は需要は大きいらしく、バスも満員でした。
最後に
一つだけTipsを残しておきます。
Causewayを渡るバスは同じ運行会社のバスであれば、どのバスにでも乗ることが出来ます。
つまり、このCausewayを走らせているバスが多い会社ほどバスを待つ時間が少なくて済むわけです。
往路で乗った星柔巴士は少ないわけではありませんが、それほど多いわけでもありません。
それに対し復路のCausewayLinkはKranji路線の他にもいくつかの路線を走らせていて、走っているバスは多いです。
そのためすぐに次のバスが来て乗ることが出来ます。
ただバスのタイプがCausewayLinkは路線バスなので、詰め込みが効きますがそれほど快適ではありませんでした。
着席の保証もありません。
この2社以外にもいくつかの会社がバスを走らせているので、行き先や求める物によってバスを決めてみてください。